プロテインって本当に必要? メリットとデメリットを解説
筋トレを始めようとする人なら一度は耳にする単語「プロテイン」
多くの人たちは、「筋トレをするならプロテインは必要でしょ」言うが、本当に必要なのでしょうか?
今回はそんなプロテインのメリット・デメリットを解説していきます。
そもそもプロテインって何?
日本では、たんぱく質を主成分とする粉末状の栄養補助食品やサプリメントなどをプロテインと呼んでいます。
ちなみに英語では、「protein」=「たんぱく質」つまりたんぱく質そのものを指します。
プロテインの効果とは?
プロテイン=たんぱく質は、筋トレや運動をした際に傷ついた筋肉を回復させる材料になります。
つまり、たんぱく質が不足していると筋トレをした後、筋肉がもっと強くなろうと回復しているのにうまく回復できずにせっかくの筋トレが無駄になってしまう可能性がでてくるのです。
プロテインのメリットとは?
いつでもどこでも手軽に飲むことができる。
粉末状のプロテインなら、シェイカーなどに入れておけば水や牛乳に溶かして手軽に飲むことができます。
効率よくたんぱく質を摂取することができる。
水などに溶かして飲むので、肉などの食品からたんぱく質を摂るよりもからだへの消化・吸収が早いので効率良く摂取することが可能です。
余分な脂質やエネルギーを摂らずにたんぱく質のみを摂ることができる。
肉などからたんぱく質を摂取しようとするとどうしても脂質なども一緒に摂取することになりますが、プロテインだとたんぱく質のみ摂取することが可能です。
プロテインのデメリットとは?
摂取し過ぎは、体重増加につながる。
タンパク質には1gあたり4kcalのエネルギーがあり、過剰摂取はカロリーオーバーにつながり、体重増加の原因となります。
※国の定めた1日の推奨摂取量は、男性で60グラム、女性で50グラムとされています。
たんぱく質以外の成分の混入の危険性がある。
インターネットなどで購入できる海外製品については一部、ヒ素、カドミウム、鉛、水銀等の重金属が検出され、中には安全基準を超える量が混入していた報告があると国立スポーツ科学センターが公表しています。
腎臓や肝臓に負担がかかる
肝臓と腎臓は質をたんぱく質を分解する臓器ですが、たんぱく質の摂取量が多すぎると分解が追いつかず、負担が増え、肝臓も腎臓が疲れてしまいます。
これらの臓器にダメージが蓄積することで、腎結石のリスクが高くなると言われています。
とはいえ、リスクが高くなるのは体重1kgにつき2.8g以上のタンパク質を毎日摂取している場合です。
まとめ
プロテインは摂取量に気を付け、きちんとした物を購入すれば、手軽に効率良く、筋トレや運動後にたんぱく質を補給するのに間違いなく最適なものです。
ただ、プロテインを飲んでいるからと言って日々の食生活をおろそかにしてはいけません。
足りないたんぱく質を補うという考え方でプロテインを摂取するのが丁度良いでしょう!